うつ症状を理解して治療をしよう|正しい治療法でしっかり治す

笑顔の男性

気づくことが大切

看護師

心も体も表れる

最近なにかと患者が増えている精神疾患の中でも、特にうつ病を発症する人の数が多くなっています。うつ病の症状には大きく分けて精神的な症状とカラダに起こる症状があります。うつ病は、発症してからすぐに治療を始めるほうが完治しやすいため、どのような症状が出るのかを知って、早期発見、そして治療を開始することが非常に大切になってきます。まず、うつになると起こりやすい精神的な症状として、マイナスな感情、やる気がなくなる、朝のほうが症状が辛く夕方になると楽になる、自殺願望などがあります。マイナスな感情は、うつ病の最大の症状で、特にこれといった悲しいことが起こったわけではないのに、いつまでも悲しい、不安、憂鬱な気持ちが続くのが特徴です。症状が進んでいくと、思い当たる原因もないのにいきなり泣き出してしまったりします。若い人だと悲しみ、不安、憂鬱といった感情よりも焦りのほうが主に出てくることがあり、周りからだと落ち込んでいるように見えずうつ病が発症していることに気づくのが遅くなることがあるため注意が必要です。症状に気づかずそのままうつ病が重度になってしまうと、自然に死にたいと思うようになり、リストカットや自殺未遂といったことをし始めます。ここまできてしまうと一刻を争うため、ただちに病院にいく必要があります。カラダの症状は、精神的な症状よりも多く、ありとあらゆるところに不調がでるようになります。メジャーな症状としては、不眠、食欲の低下、もしくは増加、ぶつけたわけではないのにカラダのどこかが痛いなどがあります。

増えていくのでは

一昔前までは精神疾患にかかる人は心が弱いからだとか、人として問題があるからだなどといって、世間の人が偏見の目を持ってきました。ひどい場合には精神疾患を持つ人は迫害をされてきていました。残念ながらこの傾向は現代の日本でもまだまだ根っこのほうでは残っており、なかなか正しい認識を持っていない人がいるのが現状です。しかしその一方で、うつ病は心の病気ではなく脳内のホルモン分泌の働きが正常に機能していないために引き起こされる脳の病だということが発見され、このような考え方が世界の常識となってきました。これを受けて、うつ病がどのような病気なのかということを正しく伝えるメディアや教育が増えてきました。また日本では、毎年自殺者数が問題になっていますが、そのおよそ半数以上はうつ病が原因だと言われています。そのため、まだまだ発展途上ですが、精神疾患に理解を示す会社も少しづつ増えてきており、うつ病を発症した場合に手当てや休暇を会社から受けることが出来る制度を導入しているところも増えつつあります。うつ病をはじめとした精神疾患は、日本を始めとした発展途上国で発症している人の数は年々増えており、世界的に問題となっています。今、日本では15人に1人の割合で患っている人がいます。この割合は、現代私たちの生きる社会が変わらないかぎり今後もさらに増加していくと考えられています。それに伴い、精神科や心療内科の数も増えていくでしょう。患者数が増えればそれだけメディアに取り上げられる機会も増えるため、より正しい情報を持つ人も増えるでしょう。